お待たせしました。「天気の子」感想(ネタバレ含みます)

前回の記事を書いてから身内の中で色々ありまして時間が空いてしまいました。

 

「天気の子」の感想を書きたいと思います。

今回の作品「天気の子」は天気を主題とした作品ということもあり、数々の場面で描かれる空模様の情景描写は素晴らしいの一言でした。

基本的に作中では大半の時間は雨模様となっています。その雨の描写も描写も当然素晴らしいのですが、その雨模様から陽菜の力によって晴れに変わる瞬間、緩急がいい具合に効いていてより晴れの描写が映えていました。

 

肝心のストーリーは自分的には少しラストが弱かった気がします。でも個人的にはそれがよかった気がします。今回の作品のラストで帆高は世界と陽菜を天秤にかけたときに陽菜を選びました。それは決して正解とは言えない選択だったと思います。それでも選んだことに後悔はなく、自分たちが変えてしまったこの世界でこれからも生きていく、そんな決意を強く感じたラストでした。

 

今回の作品では登場人物の大半が犯罪行為を犯しています。それは世間から見たら間違っていることなんでしょう。しかし、そんなことを一切気にすることなく自分の愛する人、大切な人のためだけに行動できることは私はうらやましく感じました。いつも行動の前に先のことを考えて行動できなくなり、それを思慮ある大人になれたと自分を納得させてしまっている自分が最近の自分です。それは決して後先考えない人間になりたいということではなく、思い切れる人間になりたいなと思っている筆者です。

 

この「天気の子」という作品伝えたいことは山ほどあるのですが本日はこれくらいにしておきます。疲れてしまったので笑

 

ではまた今度